様々なオプションを選択し、生成されたテキストを.htaccessファイルに記載することで素早く.htaccessファイルを作成することが出来ます。
また、Basic認証に使用するハッシュ化パスワードも生成することが出来ます。(.htpasswd)
.htaccessファイルとは
ApacheなどのHTTPサーバーを管理するための設定ファイルです。
Basic認証、リダイレクト、エラーページ、などの設定をディレクトリ単位で行うことが出来ます。
.htpasswdのファイルとは?
BASIC認証というHTTPユーザー認証を用いて、ファイル・フォルダ・またはWebサイト全体を保護する際に使用され、.htaccessファイル内に記述したルールをもとに実装されます。
ユーザー情報は1ユーザー1行に記述され、各行にはコロン(:)で区切られたユーザ名とパスワードが含まれています。ユーザー名はプレーンテキストで保存されていますが、パスワードはハッシュ化された形式で保存されます。
パスワードファイルに任意の名前を付けることは可能ですが、Apacheではデフォルトで.htpasswdの使用が設定されていて、ドットファイル(「.」から始まるファイル)は通常隠しファイルとなることから、ファイル名は「.htpasswd」とする事をおすすめします。
よく使われる.htaccessファイルの設定
- WWWなしからWWWありへ書き換え / URLからWWWを削除
- HTTP / HTTPS リダイレクト
- ファイルまたはディレクトリにリダイレクト
- Javascript、CSS 、および画像をキャッシュ
- Basic認証の設定
- 直リンク防止設定
- カスタムエラーページの設定(400、404、500、など)
- IPを拒否または許可
- ボットをブロック
- デフォルトディレクトリのページ変更
- .(ドット)ファイルの閲覧拒否
- ディレクトリリスティングの防止
- gzipの有効化
.htaccessファイルのルール
- .htaccessファイルはカレントディレクトリと、そのすべてのサブフォルダで動作します。
- .htaccessファイルの実行に失敗した場合、クライアントへは500エラーが返されます。編集の際は十分に注意が必要です。編集する前に、バックアップとしてコピーを作成しておきましょう。
- 実行したくない行の前に「#」を使用し、その行をコメントモードに切り替えられます。