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A.お名前.comのWhois情報公開代行で設定されるメールアドレスです。
メールアドレスに使用されているドメイン名「whoisprotectservice.com」は東証一部上場企業のGMOインターネット株式会社(9449)が所有しています。
メールアドレス「proxy@whoisprotectservice.com」は、
GMO社が運営するドメイン名登録・管理サービスの「お名前.com」の「Whois情報公開代行」サービスにて使用されています。
Whoisは誰でも簡単に閲覧できてしまうため、プライバシー保護の観点から、多くのドメイン登録サービスでは、運営会社の情報を代わりに表示し、匿名で安心してドメイン名を登録できるようにしています。
Whois情報公開代行サービスは、多くのドメイン登録業者で無料で提供されており、一般的に利用しているユーザーの方が大多数です。
ドメイン所有者に連絡することはできる?
代理公開のメールアドレス経由で取り次いでもらえる可能性があります。
Whois代理公開のメールアドレスは、そのドメイン登録サービスの提供元が必ず受信しております。
なので、所有者に取り次いでもらえるように書き含めることで、取り次いでもらえる場合があります。
一般的に取り次いでもらえるケースとしては、「ドメイン買収提案」「ドメインの使用に対するクレーム(法的手続き)」といったドメイン名の運用に関わる重要性の高い案件です。
※お名前.comにてこういったメールが取り次がれることは実体験として確認済みです。
それ以外の比較的重要性の高くない内容は取り次いでもらえない可能性があります。もちろん、明確なスパムメールなどが取り次がれることはありません。
なお、取り次いでもらえたとしても所有者から返信が約束されているわけではありません。
ドメイン名に対するクレームはabuseメールアドレスにも送信
- ドメイン名に自身の商標が不正に使用されている
- そのドメイン名で運営されているサイトが違法、または自身の権利を侵害している
- そのドメイン名で運営されてるメールアドレスが、スパムメールを送信している
など・・・
こういったケースに対して、ドメイン登録業者及び所有者に対してクレームを出す場合は、whois情報上に表示されているドメイン登録業者のabuse(不正使用、濫用)窓口のメールアドレスに対しても、メールを送信しましょう。
ドメイン登録業者のabuse対応窓口に届きますので、様々なメールを受信しているwhois公開代理用のメールアドレスよりも素早く処理がされます。
abuse窓口のメールアドレスは対象ドメインのWhoisから確認しましょう。
そのドメイン名を登録している業者が海外業者である可能性もあります。
その場合は、その業者に通じる言語で対応する必要があります。(一般的にはどの国でも英語であれば対応されます)
また、ドメイン登録業者の中にはリセラー(再販業者)もあり、その場合のabuseの窓口は上位のドメイン登録業者のものとなります。
上位組織が海外、リセラーが国内と言うケースも多々あります。
ただ、その上位組織のabuseに連絡をしたとしても、リセラーに対して連絡が行きますので、最終的にはドメインの所有者やその所有者にドメイン名のサービスを提供している業者に連絡が到達します。